イラン・デモ「ハメネイに死を」のスローガンも
2026年01月03日付 Cumhuriyet 紙


イラン西部、北東部で起こったデモで暴行事件や略奪行為が発生したと伝えられた。イランメディアはデモ活動は一部で制御を逸脱したと報じた。

ロシア国営メディアRIAノーボスチのイラン支局が報じた情報によれば、イランの主要都市で一定期間にわたりイランリヤルの為替レート変動を理由にデモ行進が行われ、一部で制御を逸脱した。
複数の地域でデモ参加者が経済的要求から離れて、暴力行為に向かったと報じられた。激昂したデモ参加者たちは道路を封鎖して往来を妨害したと伝えられた。

■「ハメネイに死を!」のスローガンも

RIA通信社は西部のセルバラの街で武装グループが通りに出て自動小銃を空に向かって発砲し「ハメネイに死を!」とスローガンを掲げたと報じた。
ファルス社の報道によれば、2日朝から平和的なデモの数が減少して活動が明確に政治化し、デモ参加者は警察と衝突した。政府に対立し、君主制支持スローガンが頻繁に掲げられたと伝えられた。
メディアは事件は小グループによって組織化され、このグループが武器や火炎瓶を用いたと報じ、行政や公共の建物を標的として攻撃したと伝えた。
類似の事件がテヘランとキャラジでも発生し、デモ参加者は国旗を焼き、通行者に石を投げて「独裁者に死を!」、「これは最後の戦争ではない、パフラヴィー朝は復活する!」とのスローガンを掲げたと報じられた。

■イランで何が起きている?

イランでは12月末以降、現地通貨の急激な切り下げを理由にデモが続いている。きっかけは為替レートの急激な変動と卸売小売価格への影響だった。SNS上でテヘランをはじめとする多くの都市での画像が投稿された。
この展開の後、イラン中央銀行のムハンマド・ファルズィン総裁が辞任し、12月31日付の大統領府決定によって後任にアブドルナーセル・ヘンマティー氏が指名された。
イラン経済は高インフレ期に入り、イランリヤルは急激に価値を失っている。アメリカの2018年5月の核合意離脱前の対ドル非公式レートは約5000リヤルであった一方で、2026年1月3日付の自由市場では140万リヤルまで高騰している。

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( 翻訳者:伊藤梓子 )
( 記事ID:61408 )