ギリシャ、通信不通で空域閉鎖、イスタンブルに着陸も
2026年01月04日付 Milliyet 紙
ギリシャ上空域の完全閉鎖が報じられた。ギリシャメディアがこの事実を裏付けており、詳細も報道された。
ギリシャ領空では、午前中から無線通信システムに生じた技術的な不具合により大規模な混乱が生じている。
ギリシャメディア『Protothema』報道によれば、アテネ管制センターの無線周波数システムに不具合が生じたことにより、アテネFIR(Flight Information Region:飛行情報区)路線の航空交通が制限され、アテネ国際空港をはじめとする国内全空港で航空便が運航停止状態に陥っている。
■無線システムに重大障害
ギリシャ民間航空局の発表によれば、中心周波数システムの技術的不具合により、パイロットと航空交通管制間の正常な通信が遮断された。航空の安全性にリスクを生じさせぬよう、アテネFIR路線は便数が制限され、その結果、多数の航空機が駐機場で待機している。なお、すでに航行中の機体は緊急周波数(超短波帯(VHF)または短波帯(HF))を通じて位置確認がなされているとも報じられた。
■各空港混雑
システム不具合によりギリシャ国内線および国際線で長時間の遅延や欠航が発生している。各ターミナルで待機する乗客には不安が募る中、技術者チームは故障原因を特定すべく作業を続けている。当局は、ギリシャの民間航空史上、経験のない事態だと明かした。
■ノータム(航空情報)と安全対策発表される
ギリシャ民間航空局はノータムを公開し、空域の機体数を少なく制限することを正式発表した。発表によれば、航空安全性を最高レベルで維持するため、制限以内の機体のみが通過を許可され、地方空港の便数は規制されている。復旧に向けた公式的なプロセスは未発表。
■90便に影響
ギリシャメディア報道によれば、アテネ飛行情報区内での技術的トラブルにより、12時50分までに航空機8機が駐機場に逆戻りし、3機が別空港に振り分けられた。また4便が欠航、75便が遅延した。この混乱で各空港では長時間の待機状態が生じ、乗客数千人以上が影響を受けた。
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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:61413 )