中東情勢警戒続き原油価格上昇
2026年01月16日付 al-Quds al-Arabi 紙


■米国によるイラン攻撃の可能性は後退するも、供給懸念は続き、原油価格は1%上昇

【ロイター通信】

原油価格は金曜日、米国によるイラン攻撃の可能性が後退したにもかかわらず、供給面に関するリスクへの注目が続いていることから、小幅に上昇した。13時02分(GMT)時点で、ブレント原油は66セント(1.04%)上昇して1バレル=64.42ドルとなり、4週連続で上昇する見通しとなった。米国産原油(WTI)も62セント(1.05%)上昇して59.81ドルとなった。

この水準では、ブレント原油は週間で1.7%上昇し、WTIは1.2%上昇する見通しである。投資家が、中東で緊張が高まった場合の供給途絶の可能性を引き続き見極めているなか、ブレント原油は日中の高値で1ドル超上昇する場面もあった。

UBSのアナリスト、ジョバンニ・スタウノヴォ氏は次のように述べた。「中東における地政学的緊張は弱まっているが、完全に消え去ったわけではない。市場参加者は依然として、供給が混乱する可能性を懸念している。」

主要原油2銘柄は今週、イランでの抗議活動の激化と、ドナルド・トランプ米大統領が軍事攻撃の可能性に言及したことを受け、数か月ぶりの高値を付けた。ただし、トランプ大統領が、テヘラン当局によるデモ参加者への治安対応が緩和され始めたと述べたことで、供給を混乱させかねない軍事行動への懸念が後退し、木曜日には両銘柄とも4%超下落した。

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( 翻訳者:上水流舞 )
( 記事ID:61477 )