レバノンを訪問中のアラーグチー外相が発言「アメリカとの有意義な交渉は条件付きで行う|我々は戦争も、交渉も、どちらも準備が出来ている」
2026年01月08日付 Hamshahri 紙

 イラン外務大臣は、「我々は戦争も、交渉も、どちらも準備が出来ている」としつつ、述べた。「アメリカ側が、交渉することと命令することは違う、ということを理解したならばいつでも、意義のある交渉を行うことが出来る」

【ハムシャフリー電子版】イラン・イスラーム共和国外務大臣のセイエド・アッバース・アラーグチー氏は、木曜日、ベイルートの空港到着時に記者団に対して述べた。「再びベイルートを訪れる機会を得て嬉しく思う。今日と明日、私はレバノン政府高官と会談を行う予定であり、レバノン政府の友人や高官と、目下の地域情勢について協議を行う計画だ」

 同氏は続けた。「ナビーフ・ビッリー・レバノン国民議会議長の代理として、空港到着時に私を出迎えてくれ、言葉をかけて頂いた、ハリール・ハムダーン氏に感謝申し上げる」

 アラーグチー氏は述べた。「我々の地域は、厳しい課題と脅威に直面している。シオニスト政権により地域にもたらされる脅威は、恐らくかつてないほど高まっている。この2年間、レバノンやイランをはじめとする7か国は、シオニスト政権から攻撃を受け、今もなおレバノンの領土の一部はイスラエル軍に占領されている。この1年間、停戦合意は繰り返し破られ、合意内容は守られていない」

 イラン外相は述べた。「今回の訪問の第一の目的は、レバノン大統領、首相、国民議会議長、外相、そして他の政府高官と、目下の脅威や課題について直接協議を行うことだ」

 アラーグチー氏は述べた。「レバノンは地域において重要な役割を担っている。また、イランは地域の全ての国々と意見交換を続けている。今回の訪問は、意見交換を行うにあたってとても重要なタイミングでのものとなった」

 同氏は続けた。「今回の訪問のもう一つの目的は、二国間関係の推進を図ることだ。両国は、以前から政治、経済、文化の面で交流を続けており、我々は更なる二国間関係の発展、特に経済関係分野での推進を図っている。イランはレバノン政府全体との全面的な関係拡大を模索しており、この枠組みの中でレバノン経済大臣とも会談を行う予定だ」

 同氏は述べた。「昨年のイランとレバノン間の経済交流は1億1千万ドルを超えており、二国間関係が進展していることを示している」

 アラーグチー氏は強調した。「イランは、レバノンの領土保全及び統一、そして独立を常に支持してきており、今後もその立場は変わらない。レバノン政府のイランに対する立場も一貫して同様のものである。我々は相互尊重と共通の利益に基づいた関係の拡大を目指している」

 イラン外相は、イスラエルとアメリカが、再びイランを攻撃する可能性があると脅迫していることに関する質問に対して、答えた。「アメリカとイスラエルは、以前一度、イランへの攻撃を試みたが、このような行動を何度繰り返したとしても、結果は同じだろう。我々はどのような状況に対しても完全な準備が出来ている。戦争を望んではいないが、戦争でも、交渉でも、我々はいつでも対応する用意がある」

 同氏は強調した。「交渉は、互いの利益と相互尊重に則ったものでなくてはならない。アメリカ側が、交渉することと命令することは違う、ということを理解したならばいつでも、意義のある交渉を行うことが出来る」

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( 翻訳者:KY )
( 記事ID:61510 )