シリア:農業省が土地の肥沃度に関する測量を実施
2026年01月21日付 その他 - シリア国営通信 紙
■農業省の各チームが土地の肥沃度に関する測量を実施
【シリア国営通信】
シリア農業省の土地局の各チームは、各県で土地の把握と分類を継続している。目的は、土壌の肥沃度と物理・化学的性質を特定し、農業生産力を評価することで、土地の最適利用を確保し、農業投資と産業プロジェクトを保護することにある。
農業省土地局のフィラース・ガンマーズ局長は木曜日、シリア国営通信に対し、これらの手続きにより、農業投資に適さない土地、あるいは肥沃度が低い土地については、産業・商業・観光施設の設置を省が承認できる一方、肥沃な土地ではいかなる建設行為も認められず、省令通達に基づいて産業プロジェクトは指定の工業地域へ移転されると説明した。
複数の課題が土地に影響
ガンマーズ局長は、現地調査で農地に影響する複数の課題が確認されたとし、とりわけ干ばつに加え、放棄・遊休地が存在し、再び利用する前に再開墾と再整備を要する点を挙げた。
同局長はさらに、最近複数県で発生した火災が農地の土壌劣化と侵食を招いたため、土壌固定作業の実施、傾斜地での段々畑の造成、森林の再植林が必要になったと述べた。加えて、砂漠地帯では砂の移動と砂漠化が問題になっており、砂丘を固定するための放牧植物の植栽と、解放地域の土地再整備が求められると説明した。
東部地域の土地を再測量
同局長は、最近解放された東部地域は、土地の性格、肥沃度、生産力を特定するため、土地の全面的な再測量と再分類が必要だと述べた。過去数年間で土地条件が変化したためであり、肥沃度の調査と被害地の再整備に重点を置くという。さらに、正確なデータの確保は、更新された農業地図の作成に寄与し、将来の農業計画策定の基礎参照となるほか、各地域に最も適した作物の特定を可能にし、農業生産と食料安全保障に好影響をもたらすとした。
同局長はまた、ハサカ、ダイル・ザウル、ラッカの各県で、現行の土地利用図を作成するために必要な精度の衛星画像の取り込み作業を進めており、農地と他用途の土地を区別して、農業投資のより良い計画と、農地の不法侵害からの保護を可能にすると述べた。これに加えて、土壌の肥沃度と物理・化学的性質を特定し、生産力を評価するための精密な調査も実施しているという。
ガンマーズ局長は、この措置が3県での現地測量と土地分類の実施と並行して進められており、今後、衛星画像から得られるデータと現地測量結果を照合・分析して、最適な土地の特定と精密な評価に到達することを目指すと説明した。
農地保護と侵害防止
同局長は、これらの段階的措置が、農地への侵害を防ぎ、無秩序な建築や農地への産業施設設置から農地を守るための科学的・制度的基盤を形成すると述べた。これにより、肥沃な土地を維持し、農業部門と食料安全保障に資する形で土地利用を整理できるという。
さらに同局長は、ハサカ、ダイル・ザウル、ラッカの各県で、過去数年間に破壊された雨量観測所が設置されていた地点の点検も進めており、観測所の再整備と新たな雨量データの取得を目指すと述べた。この措置により、当該地域の水資源について新たで精密な推計が可能になり、将来の農業計画を充実させ、土地利用の適正な計画と農業生産の保護にも寄与するとした。
シリア農業省は、干ばつ、資源不足、気候変動の影響、火災など、農業部門が直面する課題が増大する中で、農地への侵害や不適切利用から農地を守るため、各県で土地の把握と分類を進めている。
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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:61519 )