金の高騰、さらに記録更新
2026年01月29日付 Milliyet 紙

米ドル安により、1オンスあたりの金の価格は最高値を更新し続けている。本日の1オンスあたりの金は5,598ドルの水準となる中、1グラムあたりの金の価格も史上最高値となった。グランドバザール市場では1グラムあたりの金の価格は重大な一線を越えた。2日間で起きた価格高騰に注目が集まっている。では、1グラムあたり1万トルコリラになる可能性はあるのか。詳細は以下の通りである。

スポット市場での1オンスあたりの金の価格は、投資家が地政学的、そして経済学的な不安定さに対して安全港を求め続けたことにより5,600ドルに迫った。米ドル安で高騰した金は、1オンスあたり5,598.29ドルにまで上昇した。この期間では、昨日より2.5パーセント上昇し5,515ドルの水準となっている。
マレックスのアナリストであるエドワード・メイル氏は、増加しているアメリカの債務と、世界の貿易構造がアメリカ中心から地域的ブロック化に変化している兆候が投資家を金に向かわせていると話した。

■今年はどれくらい上昇したか?

OCBCのアナリストたちは、金は今や危機やインフレ対策だけではなく、さまざまなマクロ環境で多様化をもたらす信頼できる価値貯蔵手段としても見られていると述べた。
金は、2025年に64パーセント高騰した後、今年も28.5パーセント超上昇した。IGのアナリスト、トニー・シカモア氏は、この上昇は放射線状の短期的な修正を示しうるが、2026年の間は基本的なダイナミクスは追い風となると見込まれると話した。
地政学的な面では、アメリカのドナルド・トランプ大統領がイランへ核兵器についての合意を求め、厳しい応酬をしたことも安全資産への要求を高めた。
金融政策面では、自国のFRBは金利を固定し、インフレが2パーセントの目標よりも超えていることを強調した。同時に、テザーの投資ポートフォリオの10~15パーセントを物理的な金にあてる計画が価格を支えた。

■グランドバザールでは金の価格が1グラムあたり8,000リラを超えた

本日の1グラムあたりの金スポット価格は7,811リラを超え、史上最高値を更新し、その日中の最安値は7,691リラを記録した。グランドバザールでは、金1グラムあたりの価格が初めて8,000リラを超えた。
銀も1オンスあたり120ドルと過去最高値を更新した。この間では、前日比0.8%上昇して117.33ドルとなった。銀は年の初めより65.1%上昇している。グラム単位の銀も168リラと史上最高値を更新した。

■2日間でこのような増加が見られたのは初めて

グラムあたりの金のスポット価格は2日間で7,232リラから579リラ急上昇し7,811リラとなった。

■1グラムあたりの金価格、新たな目標は10,000リラ

一方、グラムあたりの金の価格が歴史的な記録更新を続ける中、専門家から注目すべき発言があった。金・通貨市場の専門家であるイスラム・メミシュ氏は、グラムあたりの金の目標水準は1万リラ、1オンスあたりは5,500ドルであると述べた。メミシュ氏はコメントにおいて「これは投資を促すものではない」という注釈を付け加えた。

■金の需要が記録的なレベルとなった

世界の金需要は、地政学的緊張とドルへの信頼低下による安全港としての需要増加により、過去最高値に達し昨年5,002トンに増加した。

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( 翻訳者:山口紗季 )
( 記事ID:61568 )