シリア民主軍の態度がシリアでの計画を遅延させている
2026年02月16日付 Cumhuriyet 紙


クルディスタン労働者党(PKK)解党後の武装解除のため、イラク・クルド自治政府とトルコ諜報機構が5年間共同で進める作業が計画されていた。しかし、シリアでの状況が計画を遅らせた。上記テロ組織のシリア支部であるシリア民主軍(SDG)/クルド人民防衛隊(YPG)のシリア政府との合意は計画の初期段階から行き詰まる原因となった。

PKKがローザンヌ条約とトルコ革命の憲法である1924年憲法に向け戰端を開きつつも2025年5月12日に「武装解除」と「解党」を発表したことに次いで、クルド問題解決プロセスの第二段階では「法的な是正」と「武装解除によるテロリストの投降」という措置が講じられるものと期待されていた。

■キャンプは武装解除後に無力化

本紙は、2025年5月15日にクルド問題解決プロセスがいかに進むのかということに向けた計画を世論に伝えていた。これによると、テロ組織の武装解除に関する作業をトルコの国家諜報機構とバルザーニ家統治下のイラク・クルド自治政府が共同で行い、武装解除の場所がイラク・クルド自治政府の統治下にあるドゥホークとアメディイェという町及び首都エルビルのキョイサンジャクという郡になると計画されていた。武器の引き渡しはというと、国家諜報機構によって記録される予定だった。トルコに来ない予定のテロ組織のメンバーの追跡も国家諜報機構が行う予定だった。これとともに、テロ組織の居住地、教育・貯蔵場所の無力化が武装解除後に実施されると計画されていた。

■テロリストの移送は武装解除後に

武器の引き渡し後、国家諜報機構は裁判所の記録を分析し、トルコで活動していないテロリストを特定する予定だった。武装解除の段階後に特定されたテロリストたちは、トルコ軍と国家諜報機構が編成したチームによってトルコに移送され引き渡される予定だった。こうした全てのプロセスの後に5年間の追跡プロセスが計画されていた。「移行プロセス」と名付けられたこの期間中にはトルコ軍がイラク北部で駐留し続ける予定だった。

■シリアが計画を遅らせた

しかし、舞台裏ではこの計画がシリアでの状況が原因で遅れていると伝えられている。PKKのシリア支部であるシリア民主軍/クルド人民防衛隊が武装解除を拒み、シリア政府とこの問題で合意できずに衝突に移行したことは、計画の第1段階を遅らせた。しかし、[シリア民主軍が]シリア政府とシャーム解放機構との間で1月18日に14ヶ条からなる合意に署名したことは、プロセスの進展の点で重要であると強調されている。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:61655 )