最新ニュース… ブルサ広域市のムスタファ・ボズベイ市長が拘束された。捜査の一環として、ボズベイ氏の妻、娘、兄弟たちも含む計59人について拘束する決定がなされた。他方、ブルサ共和国主席検察局の発表によれば、51の住宅、23の会社・事業所、1つの財団に対して差し押さえが決められたという。
ブルサ広域市のムスタファ・ボズベイ市長は、今朝、拘束された。
ブルサ共和国主席検察局の指示で拘束され、自宅と職場で捜査が行われたボズベイ氏は、昨日、初めてスィリヴリに赴き、イスタンブル広域市(İBB)訴訟を傍聴していた。
◾️検察局からの発表
ブルサ共和国主席検察局は、今回の強制捜査に関して発表を行い、以下の通り述べた。
「ブルサ共和国主席検察局が実施している捜査の範囲内で、犯罪を目的とした組織の設立および犯罪を目的とした組織のメンバーであること、犯罪に起因する資産を洗浄のする罪に関与していると確認された、組織のリーダーの立場にある者(ブルサ広域市長およびニルフェル区前区長トゥルガイ・エルデム〔拘束中〕)を含む合計59名がおり、2026年3月31日にブルサを中心にイスタンブル、バルッケシィル、ディヤルバクルの4県で同時に強制捜査が行われた。
1- ムスタファ・ボズベイ(ブルサ広域市市長)
2- セデン・ボズベイ(ムスタファ・ボズベイの妻)
3- シデ・ボズベイ・ギュレル(ムスタファ・ボズベイの娘)
4- ムフキム・デミルタシュ(ダミー会社責任者)
5- ラミズ・ボズベイ(ムスタファ・ボズベイの弟)
6- エルタン・ボズベイ(ムスタファ・ボズベイの弟)
7- イルダム・アイドゥン・ボズベイ(建築事務所経営者)
8- セミフ・アトル(贈賄の仲介者)
9- アイトゥンチ・エセンデミルジ(贈賄の仲介者、ムスタファ・ボズベイの元秘書室長)
10- ズュレイハ・エセンデミルジ(贈賄の仲介者)
11- メフメト・アリ・ドネル(贈賄の仲介者)
12- エリフ・ドネル(贈賄の仲介者)
13- フアット・バクギョル(賄賂提供側、実業家)
14- ユスフ・バクギョル(賄賂提供側、実業家)
15- フェルハット・バクギョル(賄賂提供側、実業家)
16- ファルク・バクギョル(賄賂提供側、実業家)
17- オルハン・チェレビ(賄賂提供側、実業家)
18- メフメト・ネジャティ・チェレビ(賄賂提供側、実業家)
19- ムザッフェル・ルズヴァノール(賄賂提供側、実業家)
20- イフサン・ルズヴァノール(賄賂提供側、実業家)
21- ザフェル・ルズヴァノール(賄賂提供側、実業家)
22- ユスフ・ベラト・ルズヴァノール(賄賂提供側、実業家)
23- バトゥハン・アバイ(賄賂提供側、実業家)
24- ジャンス・プナル・ハユルルオール(贈賄の仲介者、自治体職員)
25- バフリ・アタライ(贈賄の仲介者)
26- ドアン・ギュンドゥズ(賄賂提供側、実業家)
27- ベラト・ギョラル(賄賂提供側、実業家)
28- トルガ・シェン(贈賄の仲介者)
29- ウミト・イルヴェン(贈賄の仲介者)
30- メフメト・ズィヤ・アルスラン(賄賂提供側、実業家)
31- シェネル・アルスラン(賄賂提供側、実業家)
32- ザフェル・アルスラン(賄賂提供側、実業家)
33- ネヴザト・ギュレネリ(賄賂提供側、実業家)
34- ナジ・カレ(贈賄の仲介者、ニルフェル区協業会社NİLBELの元社員)
35- セルカン・バイラム(賄賂提供側、実業家)
36- ヒュセイン・ギュル(贈賄の仲介者)
37- ユルマズ・アドゥギュゼル(贈賄の仲介者、ニルフェル区行政警察部長)
38- スッル・アイドゥン(賄賂提供側、実業家)
39- ネジャティ・エレン(ダミー会社責任者)
40- オルハン・トスン(ダミー会社責任者)
41- ファフレッティン・チャクル(贈賄の仲介者)
42- ヤルチン・イシュクユルドゥズ(贈賄の仲介者、ニルフェル区元副区長)
43- セルダル・ギュヌシュク(贈賄の仲介者)
44- キュブラ・アブライ(贈賄の仲介者)
45- バハドゥル・アブライ(贈賄の仲介者)
46- メティン・ヤシャル・チェリク(贈賄の仲介者)
47- エルセル・チャクル(贈賄の仲介者)
48- シェヴケト・イルハン(賄賂提供側、実業家)
49- セルタチ・カラアルプ(賄賂提供側、実業家)
50- セルダ・ナルトプ(贈賄の仲介者、自治体職員)
51- アルペル・ビチェル(贈賄の仲介者)
52- タルク・タルム(贈賄の仲介者)
53- ムラト・ハサン(贈賄の仲介者)
54- セルタチ・アシュラク(贈賄の仲介者)
55- ファティフ・サルマン(贈賄の仲介者)
上記の人物は捕られ、拘束された。
1- アブドゥルカディル・アルカン(賄賂提供側、実業家 – 逃亡)
2- ナジ・アバイ(賄賂提供側、実業家 – 逃亡)
3- シェヴケト・ギュンドゥズ(賄賂提供側、実業家 – 海外逃亡)
4- トゥールル・クトゥルアイ(賄賂提供側、実業家 – 海外逃亡)
これら4人の容疑者の逮捕に向けた捜索が継続中であり、住居および職場の捜索も続けられている。」
◾️51の住居、23の会社と職場、1つの財団への差し押さえ命令
主席検察局により行われた他の発表でも、以下の通りである。
「共和国主席検察局によると、『 犯罪の実施を目的として組織を結成し運営すること、そうした組織へ加入し賄賂・犯罪収益を洗浄すること、および都市計画汚職を引き起こす行為』の罪に関して捜査が行われている。
その中で、本県ニルフェル区において、当時のニルフェル区長であったムスタファ・ボズベイ、トゥルガイ・エルデム両名、および一部の市職員が、建設プロジェクトにおいて賄賂と引き換えに不正な容積率の引き上げを行い、自分たちおよびプロジェクト関係者に金銭的利益をもたらしていたことが確認された。
これを受け、検察局の指示により、ブルサ県警密輸・組織犯罪対策課の警察官は、2026年3月31日にブルサを中心とした合計5県で同時強制捜査を実施した。この捜査では、犯罪組織のリーダー的立場にあるブルサ広域市市長ムスタファ・ボズベイおよびニルフェル区元区長トゥルガイ・エルデム(拘束中)を含む59人の容疑者を対象とした。
その結果、55人の容疑者が逮捕・拘束され、容疑者達に属する51か所の住居、23の会社・職場、1つの財団所在地、ならびに容疑者達が使用していた車両に対して捜索・押収が行われた。さらに、逃亡中の4人の容疑者についても逮捕に向けた捜索が継続している。
検察局は本件捜査を慎重に進めており、捜査の経過および結果については今後公表される予定であり、このことを謹んでお伝えする。」
◾️「ニルフェル区長時代に関する捜査で逮捕」
共和人民党(CHP)のギュル・チフチ副党首は、ムスタファ・ボズベイ市長が7年前に退任したニルフェル区長時代に関する捜査で逮捕されたと明らかにし、次のように述べた。
「2024年3月31日[の地方選挙で]、国民は投票により明確な意思を示した。トルコ各地で市民が変革への願いを力強く表明し、共和人民党をトルコで第一党に押し上げた。それから2年が経過した。私たちは3月31日の記念日に夜明けの強制捜査のニュースで目を覚ました。ブルサ広域市のムスタファ・ボズベイ市長は、7年前に退任したニルフェル区長時代に関する捜査で逮捕された。これだけの年月が経ってからの捜査開始は、この手続きが法的な理由で説明できるものではないことを明確に示している。投票で示された意思を受け入れられないとの見解は、解決策を逮捕や強制捜査の中に求めている。ブルサであれトルコのどの地域であれ、最終的な意思は国民のものであり、私たちはその意思を支え続ける。」
◾️ボズベイ氏の弁護士:主張は抽象的で捜査は政治的
ブルサ広域市ムスタファ・ボズベイ市長の弁護士シェラフェッティン・ヤヴズ氏は、拘束命令および市長に向けた嫌疑について次のようにコメントした。
「拘束命令を見ると、これが2017年以前に関わるもので、ニルフェル区長時代の疑惑に基づくものであることがわかる。7〜8年経過した後に秘密の捜査を通じてこれを実行し、現職の市長をこのように拘束するのは、客観性に欠け、抽象的で不当であると考える。長い時間が経過しており、証拠を隠滅したり秘匿したりする懸念はない。もし供述を求められるのであれば、必ずや出頭して供述を行なっていた。このように拘束されたこと自体が非常に誤りであり、捜査は極めて問題を含み抽象的な疑惑に基づいて行われていることを示している。」
ヤヴズ弁護士は、この状況は捜査が政治的であることを示していると強調した。
◾️議会の多数派はAKPとMHP
ムスタファ・ボズベイ市長は、以前、公正発展党(AKP)に移籍するとの噂があったが、2月10日の投稿で、アタテュルクの写真を添え「我々は永遠の指導者ムスタファ・ケマル・アタテュルクの示した道に従い、ブルサのために働いており、今後も働き続ける」と述べ、移籍の噂を否定した。
ブルサ広域市市議会の多数派は、AKP、民族主義者行動党(MHP)、大統一党(BBT)による民主連合の議員の59人。CHPの議員は41人、善良党は3人、新福祉党は1人、トルコ同盟は1人である。
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( 翻訳者:小玉桃子 )
( 記事ID:61885 )