サウジアラビア:ハッジ・シーズンが終了し数千人がメッカを後にする
2026年05月29日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ハッジ・シーズン終了、数千人がメッカを後にする
【メッカ:本紙】
数千人の巡礼者が金曜日、厳しい暑さと高まる地域的緊張のなか、ハッジの諸儀礼を終え、聖地メッカを出発し始めた。
今年のハッジには、中東を覆う戦争の空気にもかかわらず、165か国から170万人を超える巡礼者が参加した。ハッジはイスラームの五行の一つであり、世界最大規模の宗教的集会の一つである。
今年の諸儀礼は、イランを含むイスラーム世界各地からムスリムを集めるものであり、2月28日に米国とイスラエルがイランを攻撃したことへの報復として、イラン政府がサウジアラビアとアラブ湾岸諸国の標的に対して一連の攻撃を行った後に実施された。
イラン人の巡礼者は3万人を超えたが、この数は、当初見込まれていた8万6,000人のおよそ3分の1にとどまった。
金曜日には、数万人の巡礼者がミナーで投石の儀礼の3日目を終えた。その後、メッカの聖モスクへ向かうバスに乗り、「別れのタワーフ」を行った。
初めてハッジを行ったエジプト人のアフマド・マムドゥーフさん(37)は、「自分がハッジを終えたなんて信じられません」と語った。
同氏は涙ながらに、「諸儀礼を無事に終えることができて、とてもうれしいです。ハッジは本当に大変です。特にこの暑さのなかではなおさらです」と続けた。
一方、アルジェリア人のザーウィーさん(74)は、喜びに満ちた様子で妻の肩を抱きながら、「一緒にハッジを行うことが私たちの夢でした。結婚から50年を経て、今、その夢が実現しました」と語った。年老いた妻の目には涙が浮かんでいた。
(後略)
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( 翻訳者:笹川穂乃、杉浦愛、中山瑠人 )
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