極右ベン-グヴィル「西岸をぶっ潰せ」
2026年07月24日付 Cumhuriyet 紙


極右的な立場で知られるイスラエルのイタマル・ベン・グヴィル国家安全保障相は実効支配を続けるヨルダン川西岸地区で4人のパレスチナ人と1人のイスラエル人が死亡した発砲事件を受けて、同地区がガザ地区のように破壊されるよう求めた。

ベン・グヴィル国家安全保障相は、アメリカに本社を構えるソーシャルメディア「X」への投稿の中で、イスラエルの攻撃により瓦礫の山と化したガザ地区のベイト・ハヌーンのようにヨルダン川西岸のパレスチナ人自治区を徹底的に破壊するよう誘った。

同国家安全保障相は、出席予定の安全保障会議の中で、ベンヤミン・ネタニヤフ首相とイスラエル軍の幹部らに、パレスチナ人が住む地域で「空爆やブルドーザーで住宅地が更地になるよう」求めるとの意向を示した。

また「中東で行われる発言はこういうものである。我々はガザでどう発言したのであれ、ヨルダン川西岸地区についても語る時期が来ている」と述べ、ガザで行った破壊をヨルダン川西岸地区で繰り返すよう望む姿勢を見せた。

極右的な立場をとる別のイスラエル閣僚は、ベザレル・スモトリック財務相だ。強奪したパレスチナの地におけるイスラエル人違法入植地がイスラエルの「防護壁」であるとして、イスラエル軍がパレスチナ人に激しい攻撃を加えるよう呼びかけた。

ネタニヤフ大統領といえば、占領下ヨルダン川西岸地区北部にある強奪地でイスラエル人による発砲に伴い4人のパレスチナ人と1人のイスラエル人が死亡した事件を受けて、安全保障会議を開くことを決定した。

イスラエル首相府が出した発表では、ネタニヤフ首相がイスラエルの安全保障・政治関係者を集めた会議を近く開く予定であると伝えた。

同発表ではヨルダン川西岸地区の北部にあるハヴァト・ギラードというイスラエル人違法入植地近くで発生した事件に向けた「対応」を議題とすると伝えている。

パレスチナの土地を強奪したイスラエル人達がイスラエル軍と共に、占領下にあるヨルダン川西岸地区北部に所在するテル村近郊で発砲を行った結果、4人のパレスチナ人が死亡し、4名(うち3名が重症)が負傷した。

イスラエルの救急医療機関「ダビデの赤盾社」によると、発砲事件で負傷した4人のうち1人が死亡し、2人が重傷だという。

ガザ地区でイスラエルの攻撃が始まった2023年10月から今に至るまで実効支配下にあるヨルダン川西岸地区と東エルサレム地区では、パレスチナ人に向けた拘束、圧力、攻撃が増加し続けている。

この間イスラエル軍が占領下にあるヨルダン川西岸地区でイスラエル人入植者と共に地域の緊張を高めた結果、パレスチナ人1182人が死亡し、およそ1万3000人が負傷、2万4000人近くが拘束され、3万3000人が強制的に住まいを追われる事態となった。

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( 翻訳者:小林佑輔 )
( 記事ID:62533 )