イラクがサッカーのアジア王者に

2007年07月30日付 Al-Ahram 紙
■ サッカーのイラク代表、サウジアラビアを1-0で下しアジア杯チャンピオンに

2007年07月30日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

サッカーのイラク代表はアラブの国同士の戦いとなった決勝戦でサウジアラビアを1-0で下し、アジアカップ初優勝という前例のない偉業を成し遂げた。決勝戦はインドネシアのジャカルタで国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長、インドネシア大統領、アジアサッカー連盟のムハンマド・ブン・フマーム会長が観戦する中で行われた。同試合唯一のゴールは試合開始から71分後に、今大会4ゴールを決め、得点王と大会最優秀選手賞を得たイラクFWのユーヌス・マフムード選手によって決められた。

歓喜と一体感に満ちたその稀有なひと時、イラクでは4年間続いた暴力の連鎖が止まり、イラク治安部隊を含む何千ものイラク人が、政府が厳しく禁止していた銃の発砲禁止令を破って空中に銃を発砲し、同国代表のサッカーアジアカップ初制覇の喜びを表した。

(後略)


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翻訳者:佐藤卓巳
記事ID:11638