アルダビールのシューラビール湖、大寒波の影響で凍る

2008年01月22日付 Jam-e Jam 紙

 この冬イランを襲った大寒波は、様々な珍しい現象を起こしている。その一つにアルダビールの観光スポットであるシューラビール湖の結氷が挙げられるだろう。

 この湖は、アルダビールの南西3㎞に位置し、120ヘクタールの面積を持ち、イランの九塩湖の一つであるが、それが寒波の影響で完全に結氷し、滑らかに光り輝く平面に姿を変えたのである。

 現地の責任者たちは、シューラビール湖の氷が割れる可能性があるとして警告しているが、湖の凍結は、その上でスキーやスケートをするアルダビールの子供たちにとって最高の楽しみとなった。

 報告によると、シューラビール湖で冬を越そうとやってきた野性の渡り鳥たちは、湖の凍結によって食糧の確保が困難になっている。湖の氷が解けないので、多くの渡り鳥がこの周辺を去っていった。

 美しい景観に恵まれたこの湖には、遊園地やボート乗り場などの設備が併設されており、主に春から夏にかけて、地元住民や観光客が利用するアルダビール州の主要観光地の一つとなっている。


現地の新聞はこちら
関連記事(イラン、記録的な大雪に見舞われる:今週末も大雪に)

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:尾曲李香
記事ID:12983