「女性の競技場入場の権利を守る会」、アジア・サッカー連盟に文書で要請

2008年05月20日付 E'temad-e Melli 紙
 【エッテマーデ・メッリー】「女性の競技場入場の権利を守る会」メンバーらは、アジア・サッカー連盟プロリーグ委員会副委員長を務めるスズキ・タウキ氏[鈴木徳昭氏を指すと思われる]に当てた文書の中で、サッカースタジアム入場に関するイラン人女性の権利を[イラン・サッカー連盟に対し]引き続き要求するよう、同委員会に求めた。

インターネット・サイト「メイダーネ・ザン」(Women's Field)が伝えたこの文書の一部は以下のようである。

「我々はこれまでに、イラン政府高官に数回、また、国際サッカー連盟(FIFA)とアジア・サッカー連盟(AFC)の責任者らに2度文書を送付した。そのうちのひとつには、10万人を超える人々の署名が添えられている。

 今回の問題は、我々の本来の要求をはっきりと表現している。女性たちがスポーツに興味がある場合には、特別な規制や条件無しに、全てのスポーツの試合や競技を間近で観戦できなければならない。

 現在、この[女性の競技場入場の権利を守る]キャンペーン活動が始まってから3年が経つが、我々の要求に耳を傾ける人はいない。私たちは、あなた方が自身の職責に基づき、引き続きこの問題に取り組むよう要請する。」


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翻訳者:尾曲李香
記事ID:13890