海へ飛び込めない者は卒業資格なし -卒業証書をビンに入れ海へ投げ入れる高校卒業式

2008年06月07日付 Radikal 紙
ゾングルダクのエレリ郡にあるハティジェ・エルデム・アナトリア海洋職業高校の卒業式で、興味深い光景が見られた。生徒らは、ビンの中に入れられ海に投じられた卒業証書を、制服のまま海へ飛び込み手にした。

ハティジェ・エルデム・アナトリア海洋職業高校の機械学科と航海士学科を卒業する30人の生徒のため、海沿いにあるエレリ警察保養施設の庭で卒業式が行われた。卒業式には、黒海地域司令官のトゥルケル・エルチュルク海軍少将、エレリ市のイブラヒム・ギュベン助役、ゾングルダク・カラエルマス大学のエレリ教育学部学部長エルダル・チョシュクン教授、生徒らとその保護者が参加した。

式辞の後、卒業証書の投与が開始され始めた。エルチュルク海軍少将と他の式典メンバーは生徒の卒業証書が入ったビンを海へ投げ入れた。生徒らも、ビンが投げられた後、学校の制服を着て海へ飛び込んだ。生徒らは水面にあるビンを取り、その後泳ぎながら再び陸に上がった。海から上がるのに苦労した何人かの生徒は、先生や近くにいた人たちの助けを借りた。

生徒を代表してトゥルガイ・チュマックは、4年間この日を待っていたと明らかにし、「とても幸せです。海の水は少し冷たいが、卒業証書のためならそれも価値があります」と述べた。


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翻訳者:釘田遼香
記事ID:14020