トルコの中央アナトリア地方、雪で真っ白に

2008年12月10日付 Zaman 紙
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犠牲祭の訪れと共に、トルコは雪に覆われた。降雪の影響は中部アナトリア地方で特に大きく、スィヴァス-トカト間の国道では吹雪が交通に悪影響を与えている。


トルコは犠牲祭の訪れと共に雪で覆われ始めた。降雪の影響は中部アナトリア地方で特に大きく、スィヴァス-トカト間の国道では吹雪が交通を妨げている。除雪のための作業が、作業チームにより引き続き行われている。スィヴァス-マラトゥヤ及びスィヴァス-エルズィンジャン間の国道も雪による被害を受けた。イスタンブルとアンカラを結ぶ国道D-100号線での豪雨は昨日朝から雪に変わり、運転手たちはボル山で交通トラブルに巻き込まれた。国道では通行を確保するための作業が一日中続けられた。ボル市街の中心部は雪に覆われ、アンカラにも初雪が降った。首都アンカラのディキメン、オラン、ユルドゥズ、インジェキといった高台の地区で短時間の降雪がみられた。

アナトリア東部も雪の影響を受けている。エルズルムの中心部では2センチの積雪。アルダハンの高地で降り出した雪は、アルダハン-ポソフ間及びアルダハン-シャウサト間の国道で交通トラブルを引き起こした。メルスィン-カラマン間の国道にあるセルタヴル峠では激しい吹雪が原因で通行が困難になった。カイセリ市の中心部で降り出した雪は、市民生活に影響を与えている。
気象庁は、地中海上空から流れ込む雨雲に新たな雨雲が加わるだろうと伝えた。バルカン半島からの寒気の影響で、気温は全国で6度から10度下がる見込み。気象庁の予報によれば、中部アナトリア地方、黒海地方、および東部では雨が雪に変わる。霧や霜も予想されるため、特に運転には注意が必要だ。


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翻訳者:川原田喜子
記事ID:15301