ジャリーリー氏、アシュトン上級代表に返答:イラン、核交渉を行う用意を発表

2012年02月16日付 Iran 紙
 イラン・イスラーム共和国のジャリーリー国家安全保障最高評議会書記は、EUの外交責任者であるアシュトン氏に書簡を送り、その中で5+1グループ〔国連常任理事国5カ国+ドイツ〕が〔イランとの〕対話に復帰する用意を示していることに歓迎の意を表明した上で、テヘラン側も協議を継続する用意があることを発表した。

 サイード・ジャリーリー氏は昨日、キャサリン・アシュトン上級代表の事務所に渡した書簡の中で、協力に向けた基本的一歩を踏み出すために、5+1グループが対話復帰への用意を表明したことを歓迎した上で、イラン・イスラーム共和国としても話し合いを継続する用意があることを発表した。

 ジャリーリー国家安全保障最高評議会書記はこの書簡の中で、対話の成功はイラン・イスラーム共和国のイニシアチブに対して5+1グループが建設的な態度を示すかどうかにかかっていると強調、さらにキャサリン・アシュトン上級代表が平和的な核エネルギーの利用に対するイランの権利を尊重する考えを表明したことに、歓迎の意を示した。


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翻訳者:8408166
記事ID:25608