革命防衛隊総司令官代理「最高指導者はアメリカとの協議に✕印を付けた」

2013年02月08日付 Jam-e Jam 紙
【ジャーメ・ジャム・オンライン】革命防衛隊総司令官代理は、「賢明なる革命最高指導者は昨日〔=2月7日〕の声明の中で、アメリカとの交渉という選択肢に✕印を付けた。これは、ヴェラーヤト(宗教指導者の監督)が我が国に深く堅く根付いていること、我が国が列強を恐れていないことを示している」と明言した。

 ホセイン・サラーミー司令官は本日(金曜日)、ビールジャンドで行われている軍事演習「イスラーム革命の夜明け(ファジル)」にて、イスラーム革命の勝利後の成果として、制裁にもかかわらず進歩の地平を踏破していること、敵の文化的侵略に勝利を収めていること、革命の威信と存在を守り抜いていること、33日戦争、22日戦争、そして8日戦争で〔イスラエルに〕強烈な敗北を見舞ったこと、国内の反乱を克服したこと、高き科学的・経済的・文化的頂点を登り詰めたことなどを挙げた。

 同司令官は、イランが核技術の保有国となり、国が必要としているものを自給できるようになったことも、イランが達成したもう一つの科学的・軍事的成果だと指摘した上で、「イスラーム共和国は今や、発電所や精製施設、航空機、自動車などを自ら生産しており、その他数十もの産業でも自給自足を成し遂げている」と付け加えた。

 イスラーム革命防衛隊総司令官代理は、イラン・イスラーム共和国が国防の分野でも自律していると指摘した上で、「我が国は国防用の製品も自給しており、近く軍事製品を輸出することもできるようになるだろう」と強調した。

 サラーミー氏は、科学の分野における我が国の戦線について、「一部の国が独占していたものを、われわれは発見し、自ら生産するようになっている」と述べ、さらに優秀なるイラン人専門家によって我が国は科学的発展を遂げていると指摘した上で、「今日、我が国民はイマーム・ハーメネイーの指導によって、確実に、沈着冷静かつ堂々とした態度で、〔科学的進歩に向けた〕歩みを進めている」と語った。

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翻訳者:ペルシア語記事翻訳班
記事ID:29203