サウジ:青年福祉庁新長官が就任

2014年06月27日付 al-Hayat 紙
■サウジアラビア:ナッワーフ・ビン・ファイサル氏解任、後任にアブドゥッラー・ビン・ムサーイド氏を任命

【リヤド:本紙】

二聖モスクの守護者・アブドゥッラー・ビン・アブドゥルアジーズ国王は、昨日(木曜日)国王令を発布し、ナッワーフ・ビン・ファイサル王子を彼自身の意向に基づいて青年福祉庁長官の地位から解任し、また後任としてアブドゥッラー・ビン・ムサーイド王子を任命(閣僚級)した。

ナワフ・ビン・ファイサル王子は1999年に青年福祉庁副長官の地位に就き、約12年間同職を務めたのち2011年に長官に就任した。また去年の初めには同長官職に加えて会長を務めていたサウジアラビアサッカー協会から退いた。これはアフマド・イード氏とハーリド・ムアンマル氏が争った会長選挙の決着の後、前者がその地位に着く前のことである。

新長官は、サウジアラビアのスポーツ団体の会長として、協会の新会長もスポーツ界から遠い人物ではなく、地域面における顔役の一人であり、国際面では投資家としても活躍している。彼は国内のサッカークラブであるヒラールの名誉会員であることに加え2002年から2004年までは同クラブの監督を務めた。また以前に専門調査とスポーツ投資振興のためのワーキンググループのリーダーに任命されたように、彼は投資面において事業設計する立場にある人物の一人であり、国際面においてはイギリスのシェフィールド・ユナイテッド・FCの株を所有している。


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翻訳者:伊牟田彬裕
記事ID:34466