ロウハーニーは、「もし我が国の生産が国内市場のみを対象としていたら、真っ当な道は開けないだろう」と発言し、こう述べた。
経済の世界は競争の世界だ。経済が安定を見出すとき、それは、独占や不労所得[不正な手段を用いた不当な利益、濡れ手で粟の利益]とはかけ離れた競争と自由を見出すのである。
同大統領は、さらに、以下のように説明した。
もし入札が真っ当に行われたなら、多くの問題が解決されるだろう。我々の問題は、多くが不労所得と不透明性、そして、一過性の利益である。
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ロウハーニー大統領は、「今日、我々は過渡期に位置しており、未だ望ましい位置には到達していない」と述べ、さらにこう発言した。
望ましい位置とは、最低限の経済活動が政府によって行われ、最大限の経済活動が人々によって行われることである。今日、我々は、未だこのような状況と位置には達しておらず、多くの事例においては、競争の代わりに、独占や不労所得、そして、不透明性が存在しているのである。