国会、「核の成果を守ることを政府に義務づける法案」を第一種緊急法案とすることを可決

2015年02月03日付 Jam-e Jam 紙
【ジャーメ・ジャム・オンライン】国会は「核の権利と成果を守ることを政府に義務づける法案」を第一種緊急法案とすることを、賛成173票によって可決した。この法案によれば、もしアメリカが新たな制裁を決議した場合、ジュネーブ合意は破棄されることになる。

 国会議員らは本日(火曜日)朝の公開会議で、「核の権利と成果を守ることを政府に義務づける法案」を第一種緊急法案とする案について審議を行い、多くの賛成票を得て可決した。

 国民の代表たる議員たちは、出席議員205名のうち、賛成173票、反対9票、棄権5票によって、上述の法案を第一種緊急法案とすることを可決した。この法案が最終的に可決されると、米議会がイランへの制裁強化に動いた場合、政府はジュネーブ合意を破棄することを義務づけられ、核技術に関するイランの政策は合意が結ばれる前の地点に戻ることになるだろう。

 国会議員らは上記の法案を第一種緊急法案とすることを可決した後、国会公開会議場の場で「アメリカに死を」のシュプレヒコールを上げた。


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