イランと5+1による共同プレス声明(2)

2015年04月02日付 Hamshahri 紙
アラークにある最新鋭の研究用重水炉は、国際的な協力により、再設計され、新たに製造される。そこでは兵器用のプルトニウムは生産されない。再処理は行われず、〔原発で?〕消費された燃料は国外に搬出される。

改正規則3.1を含む共同行動包括計画の内容の実行、および〔IAEAによる抜き打ち査察を認める〕追加議定書の実行に対する監視措置について、合意がなされた。国際原子力機関(IAEA)は最新の監視技術を用い、特に〔イラン核疑惑に関する〕過去および現在の諸問題を明らかにする目的で、〔イラン核施設への〕より一層のアクセスを合意によって確保することになる。

イランは核の平和的エネルギーの分野で、国際的な協力に参加するつもりであり、そこには原子力発電所や研究炉の製造が含まれうる。もう一つ重要な分野としては、核の安全の分野での協力が挙げられる。

ヨーロッパ連合は核問題に関わる経済・金融制裁の行使を終わらせ、アメリカも核問題に関わる二次的な金融・経済制裁の実施を、IAEAによって検証される形でのイランによる核に関する主要な約束の実行と同時に、停止することになるだろう。

国連安保理による新たな決議が出され、〔交渉参加国によって〕確認された共同行動包括計画に従って、核問題に関わるこれまでの全決議が破棄されるだろう。また、〔国連安保理はイランに対して?〕一部の特定の制限措置を、合意された時期に関して検討することになるだろう。

われわれは今後数週間から数ヵ月間、技術的な詳細を含めた共同行動包括計画の文書づくりに、政治的・専門的レベルで取りかかることになるだろう。われわれはティール月11日〔7月2日〕までに、〔これまでの〕努力を完成させる責務があると考えている。今回の交渉のホスト国として惜しみない支援をしてくれたスイス政府に感謝する。この間われわれとともにいた親愛なる記者たちにも、感謝する。

〔‥‥〕

つづく


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翻訳者:S
記事ID:37241