アラーグチー氏とラヴァーンチー氏、水曜日にウィーンへ戻る

2015年06月15日付 Hamshahri 紙

 我が国[イラン]の外務省次官らは、引き続き共同宣言を作成するため、ホルダード月27日[6月13日]水曜日、再びウィーンに飛んだ。

 メフル通信の報道によると、セイエド・アッバース・アラーグチー氏とマジード・タフテ・ラヴァーンチー氏ら外務省幹部は、ウィーンでの交渉を中断し、国内での内部調整のためイランに帰国した。しかし、ホルダード月27日[6月13日]水曜日早朝、共同声明文の作成協議継続のためにウィーンに戻ることとなった。

 同報道によると、ウィーンでの核交渉は事務レベルで続いているとみられる。事務レベル会議は、現地時刻で今日朝9時、テヘラン時刻で午前11時30分からウィーンにて引き続き行われる予定である。

 ハミード・バイーディーネジャード氏が、イラン核交渉団の事務方責任者を務めている。

 これまでの発表によれば、核交渉の最終期限はティール月10日[西暦7月1日]となっている。未だウィーンにて各国閣僚[外務大臣他]が出席するかどうかについて、公式発表はなされていない。しかし、核交渉団に近い情報筋によると、モハンマド・ジャバード・ザリーフ外相は、外務省幹部らの出席に続いてウィーンでの核交渉に加わる見通しである。

 ジョン・ケリー米国国務長官もまた、核交渉に参加することを事前に発表している。イランとアメリカ双方の外務・国務省のトップが来週ウィーンに向かうとみられている。


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翻訳者:MZ
記事ID:38031