我々は、インフレが発生する状況をそのままにしない・我々は違反者に立ち向かう

2018年06月26日付 Hamshahri 紙

 テヘラン州国家タアズィール庁[訳注:戦時など非常時の価格統制を管理する法務省の外局]モハンマド・アリー・エスファナーニー本部長は、スーパーマーケットにおける一部消費財の価格上昇に関し、「国家タアズィール庁は、物価上昇と正面から向き合うことになるであろう」と述べた。

  エスファナーニー氏はイラン労働通信(ILNA)との会談で、テヘラン市場とアラーオッディーン(アラジン)モバイル市場において抗議が発生した後、様々な職業別組合と会合の場を持つか否かについて、「国家タアズィール庁は、規律をもって職業別組合との会合の場を持ち、もし市場や商品供給において変更がなされると決まるようであれば、自ずと会議が開催されることになろう」と述べた。

 同本部長は、前日からスーパーマーケットにおける一部食料品が二倍の価格になり、国家タアズィール庁がこの問題に対し介入する予定であるのかという問いに対し、「その予定だ。現在の市場の雰囲気は、自分の店の商品価格を吊り上げようとする者たちの口実にはなりえず、また国家タアズィール庁は、それを認めず、あらゆる物品値上げに確実に対処することになる」と答えた。

 エスファナーニー氏は、我が国に輸入される一部品目の輸入禁止リストについて、「1300種類に近い商品が発表され、それらの一部は完全にその輸入が禁止されている。以前に輸入されたのであろうとなかろうと、確かにその輸入は非合法であって、そうである以上はイスラーム法的許可もなければ、販売許可もない。一方で、一部商品は国内に類似代替品があるので、それらを輸入する必要はない」とした。


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翻訳者:HO
記事ID:45434