エジプト:アル・アハリとエスペランスがアフリカ王者の称号をかけた戦いへ

2018年11月02日付 al-Hayat 紙
■アル・アハリとエスペランスがアフリカ王者の称号をかけたクライマックスへ

【カイロ : ムハンマド・ファタヒー】

アラブの大衆の注目が今日(2日金曜日)エジプトのアレキサンドリアにあるボルグ・エル・アラブ・スタジアムに集まっている。そこはCAFチャンピオンズリーグの決勝戦の舞台となり、エジプトのアル・アハリがアウェイのチュニジアのエスペランス・チュニスを迎え撃つ。アル・アハリはアルジェリアのESセティフを下し、同大会史上12回目となる決勝にコマを進めた。一方エスペランスはアンゴラのプリメイロ・デアゴストを準決勝で下した。

9度目の大陸王者の称号を目指すこの「赤い」チーム(注:アル・アハリのこと。同チームのホームカラーが赤色のため。)は、今月(11月)9日にチュニジアのラデススタジアムで行われるアウェイ戦にプレッシャーなく臨むために安心できるような勝利を収められるよう、そしてホーム試合でモロッコのウィダードと引分けに陥り、その後のアウェイ戦では0対1で敗北した前回大会の決勝のシナリオを繰り返さないよう尽力している。

ちなみに、エジプトのアル・アハリは同大会の決勝戦においてチュニジアのクラブチームに勝ち越している。というのも、2005年大会ではエトワール・サヘルに勝利し、2007年大会では同チームに敗れたものの、2006年にはスファクシアンに、2013年にはエスペランスに勝利しているのだ。

一方、エスペランス・チュニスの監督のムイーヌ・シャアバーニー氏は、今日(2日)の試合はアル・アハリのホームでの、彼らのサポータの中での戦いになるが、よい結果を出せるよう努力している。また、対戦相手のプランを混乱させる早い時間帯でのゴールを望んでおり、選手ら、中でもタハ・ヤシン・へニシ選手とハイタム・ジュイーニ選手の経験と技能にかかっていると語った。


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翻訳者:松浦葵
記事ID:45702