シリア:シリアにおけるフランスの委任統治についての研究(6)

2020年05月24日付 al-Mudun 紙

■西洋はどのようにしてアラブから民主主義を奪ったか(シリアを例に)

【N.P:本紙】

トムソン氏は「シリアに関する常識」という自身の以前のプロジェクトについて言及しつつ、著書を締めくくっている。このプロジェクトの中で彼女は、1946年にフランスからの独立を実現したシリアの歴史、社会についての議論を提示しており、ジョシュア・ランディス氏とピーター・フォード氏もこれに参加した。

彼女は20世紀のシリアの歴史について、より詳しいイメージを提供できることを願っている。またこれには、西欧が当時のシリアの民衆に与えた損害の程度をより深く実証することも含まれる。

彼女は、この本とビデオが、現在のシリア憲法委員会の活動を助けるかもしれない、考慮に値するアイデアを提供することを願っている。同委員会は、2019年にジュネーブで第一回セッションを開いたが、結論が出ることはなかった(おそらく、今日では立憲君主制のようなものを提案する人は誰もいない)。

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翻訳者:大西由莉
記事ID:49229