エジプト:アル・アハリの優勝が国際的に称賛される(1)

2020年11月28日付 al-Quds al-Arabi 紙

■アフリカンカップでの栄冠その後…国際的な新聞の数々がアル・アハリの歴史的な勝利を称賛

【ロンドン:本紙】

国際メディアは、エジプトのサッカークラブであるアル・アハリの業績にスポットライトを当てた。これは同クラブが金曜日の夜、カイロ国際スタジアムで開催されたアフリカチャンピオンズリーグの決勝にて、カイロのライバルチームであるザマーレクに2対1で歴史的な勝利を収めたことを受けてのことである。

「アフリカの女王」と称されるこの栄冠は過去7年間アル・アハリの本拠地である「ムクタール・エルテッシュスタジアム」の元にはなく、その間にアル・アハリは決勝で2度敗れていた。うち1度目は2017年にモロッコのチームであるウィダード相手に、そして翌年には有名な「レッズ」の決勝にてチュニジアのエスペランスの前に敗北を喫した。そして今年、地元の白のライバル(訳注:ザマーレクのチームカラーが白であることから)を打倒し9度目の戴冠を果たした。

予想された通り、多くの新聞やスポーツサイトがアフリカの決勝に反応した。当該試合が、「タレントの大陸」における一国内の2チーム同士で争われ、さらに1億人の人口を有する国、アフリカ大陸全体、そして中東において最も人気のある2チーム同士で争われる初の決勝戦であったことから、より高い重要性をもったからである。

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翻訳者:黒田航生
記事ID:50261