ザリーフ外相「JCPOAは欧州3か国ではなくイランの尽力で存続」

2021年01月17日付 Iran 紙

 外相は、欧州3か国の首脳らはJCPOA[包括的共同作業計画(イラン核合意)]維持のために何もしていないとした上で、JCPOAが存続しているのは欧州3か国ではなくイランの尽力によるものだと自身のツイッターアカウントに投稿した。。

 外務省報道局によると、モハンマド・ジャヴァ―ド・ザリーフ外相は本日日曜日の午後、自身のツイッターアカウントに以下のように投稿した。「欧州3か国の首脳―JCPOAの下での自身の責務を果たすのに、OFAC(米国財務省外国資産管理局)職員の署名と許可ばかり気にしている―はJCPOA維持のために何もしていない。」

 「エマニュエル・マクロン仏大統領のイニシアチブが失敗に終わったことや、裁判所命令で確定した債務の支払いを英国が履行しなかったことを覚えているだろうか?JCPOAが存続しているのはイランの尽力によるものであって、欧州3か国によってではない。」

 また、外相はツイッターで次のようにも記した。「親愛なる同僚よ、あなたはサウジアラビアの戦争犯罪者に武器を販売することで内閣でのキャリアを積み始めた。イランへのばかげた発言をやめなさい。」

 同氏は、我々の地域を不安定にしているのは≪あなた≫であると指摘し、「自分を批判する者たちをのこぎりで八つ裂きにし、イエメンの子どもたちを虐殺するために≪あなた≫が製造した武器を使用する犯罪者たちを擁護することをやめなさい」と付け加えた。/IRNA[イスラーム共和国通信]


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翻訳者:EM
記事ID:50655