東京オリンピック:柔道アルジェリア代表選手がイスラエル代表選手との対戦を拒否、出場を辞退

2021年07月22日付 その他 - Sana 紙

■柔道アルジェリア代表のヌーリーン選手が「占領国」イスラエル代表選手との対戦が決定したのちオリンピック出場を辞退

【東京:シリア国営通信】

アルジェリアのファトヒー・ヌーリーン(フェティ・ヌリン)選手は、組み合わせ抽選会によって柔道種目2回戦で占領国イスラエルの選手と対戦することが決定したのち、東京2020オリンピックへの出場を辞退することを正式に発表した。

柔道アルジェリア代表チームのアンマール・ビン・ハリーフ(アマル・ベニクレフ)コーチは「彼らは敵との国交正常化を拒否し、パレスチナの大義を支持しているため、オリンピック出場を辞退した」と述べた。

柔道男子73kg級の組み合わせ抽選の結果、アルジェリアのファトヒー・ヌーリーン選手は1回戦でスーダンのアブドゥッラティーフ・ムハンマド選手と対戦することが決定した。さらに、ヌーリーン選手が勝利した場合、彼は東京オリンピックのトーナメント2回戦において占領国の選手と対戦することが決まっていた。

ヌーリーン選手は以前の世界柔道選手権においても同様に、抽選によって「イスラエル選手」との対戦が決定したのちに出場を辞退していた。


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:木戸 皓平
記事ID:51380