新たな超新星の発見

2021年07月12日付 Jam-e Jam 紙

 ある国際研究者グループが新たな超新星の存在に関する証拠を発見した。

【ジャーメ・ジャム電子版】IRIB通信によると、ある国際研究者グループが新たな超新星の存在に関する証拠を発見した。

 このチームを率いているのは日本人研究者だ。今回の発見は、40年前に日本のチームが立てた仮説を証明している。

 超新星という天文現象は、一つの星が寿命を迎え、重力崩壊と名付けられた過程で爆発するときに発生する。

 東京大学の野本憲一教授は、星が爆発した後に電子放出および超新星発生が起こるという仮説を40年前に提唱した。同氏は、星の爆発後、その核から電子が放出されると発表した。

 アマチュア天文家[カリフォルニア大学サンタバーバラ校博士課程学生]の平松大地氏は、2018年にある星の爆発直後に起こった超新星を発見した。カリフォルニア大学サンタバーバラ校の彼とクラスメートたちはこの爆発で生じたエネルギーレベルと成分の分析、調査を行った。彼らはこの超新星が電子の部類に入るものであると結論付けた。

 以下、平松大地氏の発言の一部である。「我々がこの問題を解決できたことを私はとても嬉しく思っている。この問題は40年前に行われた観測で提示された。日本人研究者が調査チームに加わり、この問題を彼らとともに解決できたことは非常に重要だ。」

 東京大学の野本憲一教授も、自身の仮説が40年後に証明されたことに驚きを見せた。


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翻訳者:HM
記事ID:51422