メルケル首相「イランは直ちにウィーン協議に復帰せねばならない」

2021年10月10日付 Jam-e Jam 紙

 メルケル独首相はイスラエル首相との共同記者会見で、イランがウィーン協議に直ちに復帰するよう求めた。

【ジャーメ・ジャム電子版】ファールス通信によると、ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、占領地におけるシオニスト政権[イスラエル]のナフタリ・ベネット首相との共同記者会見で、JCPOA(包括的共同行動計画)再建のためイランにウィーン協議へ直ちに復帰するよう求めた。

 メルケル首相はウィーン協議を再開する必要性を強調し、「我々はイランに対し、彼らは交渉のテーブルに直ちに戻るべきであると明確なメッセージを送りたい」と述べ、「現在我々はイラン核合意の将来を決定づける、非常に重要な週にいる。」と続けた。

 タイムズ・オブ・イスラエルによると、ベネット首相は本日(日曜日)メルケル首相出席のもと開催された閣僚会議での声明の中で、イランの核開発計画は最終段階にあるとして、イランの平和的核開発計画に対する非難を繰り返しつつ、「イスラエルはイランが核兵器を取得することを断じて容認しない」と述べた。


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翻訳者:SK
記事ID:51724