アルジェリアサッカー連盟がモロッコ人審判の任命について抗議

2021年11月01日付 al-Quds al-Arabi 紙
■アルジェリアサッカー連盟がブルキナファソとニジェールの試合にモロッコ人審判が任命されたことに抗議

【アルジェ:諸通信】

本日月曜日に報じられたところによると、アルジェリアサッカー連盟はブルキナファソとニジェールの試合にモロッコ人審判のサミール・アル=カザーズ氏が任命されたことに対して正式に抗議した。この試合はカタールで開催される2022年ワールドカップの出場国を決めるアフリカ予選グループAの第5節に行われるものである。

アルジェリアは勝ち点10でグループAの首位に立っており、得失点差の違いで二位につけるブルキナファソとの重要な一戦が11月16日にアルジェリアの首都近郊のブリーダにある「ムスタファ・チャーキル」スタジアムで行われる。

アルジェリアの『ナハール』紙はウェブサイトにて、アルジェリア連盟が11月12日にモロッコの都市マラケシュで行われる予定のブルキナファソとニジェールの試合にアル=カザーズ氏が任命されたことに対してアフリカサッカー連盟(CAF)に正式に異議を申し立てたことを明らかにした。

また同紙は、警告を受けアルジェリア戦で出場停止になる恐れのある選手9名を含むブルキナファソ代表の選手に対してアル=カザーズ氏が「保護」を与える懸念があると付け加えた。

アルジェリアとモロッコの関係は、アルジェリアがモロッコが「敵対行為」を行ったとして外交関係を断絶した状況下で緊張状態にある。


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翻訳者:黒田航生
記事ID:51784