米国家安全保障担当大統領補佐官「米国は核協議復帰の準備ができている」

2021年11月07日付 Jam-e Jam 紙

 米国家安全保障担当大統領補佐官は、国連安保理決議第2231号[イランの核問題に関する決議]に米国が2018年に違反したことには言及せず、会見で「米国は核協議復帰の準備ができている」と主張した。

【ジャーメ・ジャム電子版】ジェイク・サリバン米国家安全保障担当大統領補佐官は会見でCNNに対し、「米国は包括的共同作業計画(英語名JCPOA、ペルシア語名BARJAM)に関する交渉に復帰する準備ができている。しかし、テヘランはいまだこれを遂行する意思を見せていない」と馬鹿げた主張をした。

 CNNの発表によると、この米当局者[ジェイク・サリバン大統領補佐官]は、自国が2018年に国連安保理決議第2231号に違反したこと、および包括的共同作業計画から一方的に離脱したことには触れず、これに関して「イランが合意復帰の準備が整えば、我々も復帰する。実際、イランは包括的共同作業計画復帰の意向をいまだ示していない」と主張した。

 ジェイク・サリバン補佐官は、続けて「米国はパートナー国及び同盟国と緊密に連携し、会談に必要な環境整備を行っている」と加えた。

 また、「我々は交渉の席に戻り、この問題に取り組み続ける準備が出来ている」と主張した。


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翻訳者:YK
記事ID:51830