コロナ新変異株対策のため国境措置を強化 南アフリカ諸国からのイラン人以外の渡航者の入国を禁止

2021年11月28日付 Iran 紙

 イラン民間航空機関は南アフリカ諸国からの渡航者の入国禁止を発表した。

【IRAN電子版】イラン民間航空機関は公告において、アフリカ諸国からのイラン直行便を全て停止するとし、「アフリカの一部の国々でコロナ新変異株の情報が発表されたことを受け、同新変異株蔓延の脅威がなくなり追って通知があるまで、南アフリカ共和国、モザンビーク、ナミビア、ジンバブエ、ボツワナ、レソト、エスワティニなどの国々からの渡航者の入国を禁止とする」と発表した。

 また、イラン・イスラーム共和国保健省感染症管理センターのムハンマド・マフディー・グーヤー所長は、文書において以下のように発表した。「国のコロナ対策本部の新たな承認により、またこの感染症の変異株の世界的流行に対応するため、南アフリカ諸国からの帰国者に対する公衆衛生上の水際対策が強化される。」

 これにより、ボツワナ、ナミビア、エスワティニ、レソト、モザンビーク、ジンバブエ、マラウイ、南アフリカ共和国を含む南アフリカ諸国から当国へのイラン人以外の全渡航者の直接・間接の入国は、追って連絡があるまで禁止される。

 上記の国々からのイラン人帰国者もすべて、少なくとも14日間外出を禁止され隔離期間を過ごす必要がある。この間に、帰国者に対しPCR検査が3回行われ、陰性が確認されたあと隔離を解除される。

 また、昨晩バフラーム・エイン・エラーヒー保健相がエマーム・ホメイニー(神よ、同師に慈悲を与え給え)国際空港の衛生拠点を視察したことにも留意されたい。この視察は、新型コロナウイルス感染症の新変異株が確認されたことを鑑みた入国管理強化にかかわる保健省の新たな省令に沿って実施された。


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:AS
記事ID:51960