世界21か国にエビの輸出が60%増加(2)

2023年05月06日付 Iran 紙

(続き)
エビの主要な輸出先、ロシア

 アルメニア、スペイン、UAE、イギリス、イタリア、バーレーン、ベラルーシ、台湾、トルコ、アゼルバイジャン共和国、中国、ルーマニア、イラク、オマーン、ロシア、カザフスタン、カタール、クウェート、ジョージア、レバノンとマレーシアの21か国が、昨年1年間のイラン産エビの輸出先である。しかし、これらの国の中でロシアは1万7035トン、金額にして5776万5000ドル相当のエビを輸入しており、世界最大のイラン産エビ輸入国とされている。中国も6031トン、金額にして2422万6000ドルとわが国のエビの二番目の輸入国とされている。しかしながら、昨年末に行われた第13期政府との包括的な協議を受けて、中国側は「イランは100万トンのエビを我が国(=中国)に輸出することができる」と発表した。そうなると、中国が世界で最大の生産国かつ消費国とみなされることとなる。現在、わが国の南北の水域(=ペルシャ湾、カスピ海)でのエビの養殖と漁獲はこの水準にはないが、切れ長の目の人たちの国(=中国)へのエビの輸出は1401年と比べて今年は大幅に増加すると思われる。


ロシアへの輸出の記録更新

 これに関して、水産物生産貿易連合のアリーアクバル・ホダーイー事務局長は本紙に対し、「ロシアは昨年イラン産エビの最大の輸入国であり、1400年は同国へのエビの輸出は4100トンだったが、1401年には1万4500トンに増加し、外貨獲得という点でわが国に多くの利益をもたらした」と語っている。

−(了)−


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翻訳者:NR
記事ID:55591