ヴァリーアスル通りのプラタナスに関する新たな決定/テヘランのヴァリーアスル通りでラザヴィー・ホラーサーン州の木を植樹〜詳報

2023年06月09日付 Hamshahri 紙

 テヘラン市議会健康環境都市サービス委員会委員長は「ヴァリーアスル(至高なる神よ、彼の救済を早め給え[以下略])通りで枯れ木の代わりに新たな木々を植え替える予定だ」と述べた。

【ハムシャフリー電子版】マフディー・ピールハーディー委員長は、ヴァリーアスル通りが国家遺産の1つとして登録されることが決定していることに言及し、「国家遺産へのこの通りの登録のために考慮すべき条件が存在する」と述べた。

 同氏はこの通りには1万7000本の樹木が存在することに言及し、「近年、木々の間隔が狭いことと水やりの状況がこの通りの木々に問題を引き起こしており、排水を利用した水やりや周辺の小川での護岸化が時折樹木の病気を引き起こしている」と指摘した。

 同氏は、テヘラン市公園緑地機構が様々な時期にヴァリーアスル通りの木々の問題を解決しようと努めてきたことに言及し、「この点での問題の一つに通りの木々の一部が枯れていることがあった。そこで我々は、枯れ木を伐採し新しいものを植えるという結論に至った。」と説明した。

 ピールハーディー委員長は、「公園機構で行われた検討を受け、この通りに植樹する樹木としてラザヴィー・ホラーサーン州の樹木が選ばれることになった。これはテヘランの気象条件に対するこの木の耐性や適合性がより高いからである。」と続けた。

 テヘラン市議会健康環境都市サービス委員会委員長は、先月ヴァリーアスル通りとその周辺の路地に500本植樹したことに言及し、「概してこの通りの木々は、それが持つ大変な古さと、当然のことながら人々がこの通りに思い出を抱いていることにより、我々に格別な注意を払わせ、またこの通りの保全を一層特別なものとしている」と述べた。

 同氏は「枯れた木を主要な基本的条件に適う木に徐々に換えていく計画だ。当然、新しい木への植え替えにあたっては、水やりや水消費の節約、木々の健康、害虫の予防という枢要な点についても考慮する。」と付け加えた。


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翻訳者:KT
記事ID:55816