テヘラン南部に初のズールハーネ複合施設がホルダード月末までにオープン

2025年05月16日付 Hamshahri 紙

 テヘラン16区の区長は、区内初のズールハーネ複合施設の建設とオープンの工程について、「ズールハーネ運動複合施設のゴウド[訳註:土俵またはリングのようなものだが、それらとは異なり中央の一段低い場所に窪んだ形で設けられている]建設により、このプロジェクトは物理的な面では80%の進捗状況に至っており、春の終わりにまでに利用できるようになる」と述べた。

【ハムシャフリー電子版】ホセイン・カーシャーニープール区長は、このことを発表し以下のように述べた。「16区は、様々な運動が可能なことに加え、《選手権と栄誉の地》という称号を持っているため、1人当たりの競技数を増やすための多くの能力を備えている。このため、ズールハーネ運動複合施設はこの区の主要なニーズの1つとみなされており、その建設は、当区の都市管理の課題とされている」

 16区区長は次のように付け加えた。「この複合施設は、1階建てで400平米の面積を有し、ズールハーネ用のゴウド、ロッカールーム、洗面所、指導者[モルシェド]室といったような古式運動専門の設備がある。バフマン公園の隣にあり、16区の英雄的古式運動の中心地とみなされるようになるだろう。このプロジェクトの物理的進捗状況は80%であり、ピットが完成し、空調システムを設置して、このプロジェクトの外観が整えば、利用が可能になるだろう」

 ホセイン・カーシャーニープール区長は最後に、「この複合施設は、バフマン文化会館の隣にあり、無名殉教者複合施設とシャフルバーヌー複合施設が完成すれば、キャンパスのようになった当区初の文化・芸術・スポーツ複合施設を16区の住民が利用できるようになるだろう」と指摘した。

※イラン暦1404年ホルダード月は、西暦2025年5月22日〜6月21日に当たる。


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翻訳者:SA
記事ID:60198