産業鉱山貿易大臣立会いのもと、政府機関の建物で消費する電力を太陽光発電で供給するとの大統領の指示を受け、この指示を実行する最初の機関として産業鉱山貿易省の中央庁舎で太陽光発電設備の運用が開始された。

【イラン電子版】セイエド・モハンマド・アターバク産業鉱山貿易相は土曜日、同省の中央庁舎に設置された太陽光パネル設備の運用開始式典で、「イランは地理的条件により、ほぼ一年を通じて太陽光エネルギーの恩恵を受けることができる」と述べた。

　産業鉱山貿易省によると、同氏は「必要なエネルギーを供給し、産業界に太陽光発電の生産サイクルに参入させるための短期的および中期的な施策によって、既存の不均衡がある程度是正されることを期待している」と話した。

　産業鉱山貿易大臣は、大統領の指示を望ましい期間内に実施した同省幹部らの迅速な行動を評価し、全国にある同省の地方支分部局等の庁舎でも太陽光パネルの設置作業を迅速に行う必要性を強調した。

　この報告によると、産業鉱山貿易省はシャビーダーン・メフリー・ビルの太陽光パネルで発電した電力を電力網に接続した最初の行政機関であり、今後数日中には他の中央庁舎でも設備が設置されるという。