7つのフリーゾーン全体の貿易収支は、今年初めの2か月間で700万ドルの黒字となった。
【イラン電子版】貿易・工業フリーゾーン・経済特別区最高評議会事務局は、「今年初めの2か月間でのゲシュム、アラス、アルヴァンド、マークー、キーシュ、アンザリー、チャーバハールの7つのフリーゾーンの輸出総額は2億1530万ドル、輸入総額は2億820万ドル(産業機械の輸入も計算に含める)であり、最終的にこれら7つのフリーゾーンの貿易収支は710万ドルの黒字になった」と発表した。
IRIB(イラン国営放送)の報道によると、国内7か所のフリーゾーンの貿易収支は、産業機械の輸入を除くと、6950万ドルの黒字となった。
イラン暦1404年のファルヴァルディーン月とオルディーベヘシュト月(西暦2025年3月21日〜5月21日)の期間に、この7つのフリーゾーンの中で最も貿易収支が良かったのは、3780万ドルの黒字となったゲシュムである。次点は3270万ドルの黒字となったアラス・フリーゾーンであり、その次には2500万ドルの黒字となったアルヴァンド・フリーゾーンが続いている。
その一方、チャーバハールでは自動車、原材料、消耗品の輸入量が多かったため、輸出額が僅か150万ドル、輸入額は3400万ドルに達し、結果として3250万ドルの赤字となった。
アンザリー・フリーゾーンにおいても輸出額は僅か100万ドルにとどまり、対して輸入額が1450万ドルとなったため、同フリーゾーンの貿易収支は1350万ドルの赤字になった。
キーシュ・フリーゾーンとマークー・フリーゾーンの貿易収支は黒字で、キーシュの輸出収入の80%は観光サービスと技術エンジニアリングサービス関連の輸出によるものであった。
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翻訳者:MA
記事ID:60321