カルバラーへの移動手段|アルバイーンの参詣者たちはどんな方法でアルバイーンの参詣に行くのか?
2025年08月03日付 Hamshahri 紙

予測によると、今年のホセインのアルバイーン祭[イマーム・ホセイン殉教40日目の儀式]では、約400万人の参詣者がイラン国境からイラクに入国する。そのうち約62%が自家用車を使って国境検問所に到着し、その他の公共交通機関の利用率は約38%であると見込まれている。
【ハムシャフリー電子版】アルバイーンへの切符の販売はすでに始まっているが、販売開始当初から航空券や鉄道切符を見つけたり購入したりすることは不可能となっている。これらの交通手段は、イマーム・ホセイン(彼に平安あれ)のアルバイーン祭へ向かう膨大な数の参詣者に対してわずかな割合しか占めていないものの、このわずかな割り当てさえも毎年多くの問題に直面している。
◆アルバイーンの参詣者たちはどんな方法でイラクに行くのか?
アルバイーンへの旅において、航空券や鉄道切符には多くの問題があり、希望者の多くが切符を手に入れることができないものの、全体としてはホセインのアルバイーン祭の参詣者の大多数が道路を利用し、自家用車や公共車両で参詣という精神的な旅に赴く。
◆バス切符の価格
道路整備輸送機構は、アルバイーン参詣者の道路を利用した移動に対する認可料金を発表した。それによると、22~25人乗りのバスの運賃は、テヘランからメフラーン、シャラムチェ、チャザーベ、ホスラヴィー、バーシュマーグ、タマルチーンの国境検問所まで、それぞれ146万2000トマーン(約2360円)、173万7000トマーン(約2800円)、170万トマーン(約2740円)、131万6000トマーン(約2120円)、122万5000トマーン(約1975円)、142万6000トマーン(約2300円)相当と決定されている。
30~32人乗りのバスについては、上記の目的地までの運賃はそれぞれ114万3000トマーン(約1840円)、135万7000トマーン(約2190円)、132万9000トマーン(約2140円)、102万9000トマーン(約1660円)、95万7000トマーン(約1540円)、111万4000トマーン(約1800円)である。
同様に40~44人乗りのバスの運賃は、テヘランから上記の国境検問所まで、それぞれ87万1000トマーン(約1400円)、103万4000トマーン(約1670円)、101万2000トマーン(約1630円)、78万4000トマーン(約1260円)、72万9000トマーン(約1180円)、84万9000トマーン(約1370円)であると発表されている。
◆15万人の参詣者が航空機で移動
1404年(西暦2025/26年)のアルバイーンへの航空券の大規模な販売が昨日開始された。道路省アルバイーン本部事務局長によると、約30万席がイラン-イラク間の往復航路で提供される予定である。言い換えれば、全体で15万人の参詣者がアブー・アブドゥッラー・アル・ホセイン(彼に平安あれ)廟への参詣に航空機で移動できることになる。
アルバイーン時のフライト期間: モルダード月17日~26日(西暦8月8日~17日)
東部の州からナジャフへの航空券価格
片道: 750万トマーン(約12100円)
往復: 1500万トマーン(約24200円)
テヘランおよびその他の州からナジャフへの航空券価格
片道: 650万トマーン(約10500円)
往復: 1300万トマーン(約21000円)
◆ホッラムシャフルからバスラへのアルバイーン航路
アタバーテ・アーリヤート[イラクのナジャフ、カルバラー、カーズィマイン、サーマッラーにあるシーア派の6つの聖廟の総称]へ向かうアルバイーンの参詣者のホッラムシャフル-バスラ間における1404年(西暦2025年)最初の航行が、昨日モルダード月10日(西暦8月1日)に始まった。この参詣専用の船はベレリヤーン号[「光り輝く」「ダイヤモンド」の意]と名付けられ、チケットの販売場所はホッラムシャフルとアーバーダーンに設置されている。さらに、希望者は出発地であるホッラムシャフル港ペルシア湾旅客ターミナルで直接チケットを入手することもできる。
航路の距離: 17海里
船の定員: 235人
運航回数: 1日4便
チケット価格: 60万トマーン(約970円)
◆アルバイーン時の電車
アルバイーン時の鉄道切符の前売りはティール月24日火曜日(西暦7月15日)から開始した。往路の切符はモルダード月26日(西暦8月17日)まで、復路の切符はモルダード月27日(西暦8月18日)まで販売される。イラン・イスラーム共和国鉄道CEOのジャッバールアリー・ザーケリー氏によると、鉄道のサービス提供能力は昨年に比べて約19%増加しており、臨時列車も他の路線からケルマーンシャー、アフヴァーズ、ホッラムシャフル方面の路線に振り分けられているという。
同様に、今年は初めてホッラムシャフル駅からシャラムチェ国境検問所まで参詣者を直接輸送できる用意があり、この区間では列車が24時間体制で運行する予定である。
アルバイーン参詣用の鉄道切符の価格は各出発地から、4人用コンパートメント型列車で区間の距離や列車の設備に応じて、約140万~250万トマーン(約2260〜4030円)であると発表されていた。
※1ドル=93000トマーン=150円で計算
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翻訳者:SR
記事ID:60641