教育・健康向上に個人事業家1億寄付(9-2:Supplement B)
2013年01月14日付 The Voice 紙

ヤンゴン 1月10日
 国民議会議員ドー・アウンサンスーチーが主催するヤンゴン大学とヤンゴン国民総合病院再生事業に対して、匿名の実業家が一億チャットの寄付を行ったと1月9日国民議会第六回通常会議の休憩時間にドー・アウンサンスーチーが記者らに発表した。
「誰が寄付をしたかについてはご本人の意志により明かすことはできません」と氏は続けた。12月28日、29日に国民民主連盟が教育関連基金会を開催し、3億チャット以上を集めたが、これとは別に寄付されたものであり、海外の寄付者に向けては別途ウェブサイトを設ける予定であるという。
 上記教育基金会で獲得した基金のうち、5千万チャットを国境沿いの教育用として用い、スーチー氏手編みのセーター2着へのオークションによる1億チャット余を金銭的困窮自動への奨学金とする、残りの寄付金を教育連合内の学校と教育改革事業に用いる予定であることをNLD教育委員ドクター・ティンルィンが述べた。
 教育と医療分野の改革改善については、2012年11月9日に開催された第一期国民議会第五通常会議12日目にドー・アウンサンスーチーが提起後、ミャンマーの教育分野には西欧諸国からも注目が集まっていた。
 来る2月にミャンマーに高等教育改革実現のため、米国の著名九大学による教育共同事業の担当者が訪問視察予定であると上記議員らが本誌に語った。
 2012年12月に健康と医療向上事業のためにヤンゴン国民総合病院、ヤンゴン総合小児病院とヤンゴン大学をドー・アウンサンスーチーが視察を行っていた。

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( 翻訳者:土佐桂子 )
( 記事ID:7 )