一部不法者のせいで民族・宗教紛争に発展せぬよう四大宗教の青年代表会合(9-13-5-2)
2013年04月01日付 The Voice 紙

ヤンゴン 3月29日

 メイッティーラ市での騒動に始まり、全国に宗教紛争が発生するような一部不法者の行いのため、四大宗教の青年たちが集い、民族・宗教紛争が起こらないよう国民に促していくつもりであることを、ミズィマ青年団体の責任者が話した。

 四大宗教を代表する民間団体から青年組織が集まり、民族・宗教紛争を起こさないよう、「私のせいで民族・宗教紛争を起こしてはならない」という文字を印刷したステッカーとTシャツ200枚余りをヤンゴンにおいて無料配布する予定である、とミズィマ青年団体のコー・ミンパインソーが説明した。

 「ヤンゴンに最初に配ります。そして次に、地方にも出向きます。この問題が止まるよう、他の青年組織もさらに誘うつもりです。重要なのは、平和になっていくことです」と同氏が話した。

 ヤンゴン市のマハーバンドゥーラ通りとテインビュ-通りの角にあるYMCAでは、ミズィマ青年団体を含む、他の様々な宗教の青年団体いくつかが協力して、仏僧らや、イスラーム教・ヒンドゥー教・キリスト教の指導者らを招待し、3月28日、ミャンマー国内の争いに関連した同国の平和祈願会を行なった。

 青年らは自分たちの力で資金を集め、自由で意気盛んで誠実な若者たちである、とミズィマ青年団体に協力し参加しているコー・テッスウェウィンが述べた。

 ミャンマーにいる国民は昔から仲良く暮らしてきており、現在の争いは破壊分子の仕業でしかないこと、国民としては、耳にするたびに信じるべきではないこと、をイスラーム教の有力者アル・ハッジ・ウー・エールウィンが話した。

 メイッティーラ市での暴力行為とそれに続く一連の騒動、破壊行為に関して、ウー・テインセイン大統領は3月28日、国民に対して演説をし、国民の命、住居、財産の安全を冒す行為はすべて受け入れないこと、必要ならば、官憲(軍以外の力)を使って効果的に(事態を)鎮めていくつもりだ、とつけ加えた。

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( 翻訳者:酒徳 結 )
( 記事ID:51 )