一か月の全国の殺人事件百件以上(9-19-5-3)
2013年05月20日付 The Voice 紙

ヤンゴン 5月16日

ミャンマー全土では、3月と4月の殺人事件が100件以上起こったとミャンマー警察本部の統計によりわかった。

4月に起こった殺人事件128件のうち、ヤカイン州で殺人事件が最も多く発生し、バゴー地域で2番目に多く、マンダレー地域では3番目に多く発生しており、ヤンゴン地域とザガイン地域では6番目に多く殺人事件が起こった、と上記の統計によりわかった。

上記の殺人事件のうちヤカイン州では19件、バゴー地域で17件、マンダレー郡では16件で、ヤンゴン地域とザガイン地域では9件ずつ起き、チン州では1件のみであったとミャンマー警察本部から(の情報で)わかった。

3月は殺人事件が117件発生し、マンダレー地域で一番多く発生したこと、4月はヤカイン州で一番多く発生したことが同本部の統計よりわかった。

怒りを抑えられなかったこと、アルコールを飲んだために怒りやすくなったことが原因で一番多く発生しており、(ムスリム関連の)暴動とは関係がないとミャンマー警察本部副局長(事件担当)警視長ウー・ウィンセインが本紙に話した。

殺人事件発生理由は、沸き上がってくる感情を抑えられないためであることが一番多く、一部はお金の貸し借りの問題や、心が傷つくことによって殺人が起こる、と上級弁護士のウー・アウンナイン(レッパダン)が考えを述べた。

殺人を含む10種類の犯罪を減らすために、ミャンマー警察本部は原則を決めて動いているところであり、殺人を減らすための啓蒙討論会の開催、アルコールに関連して発生した事件を減らすための無免許酒店の取り締まり、祭事の際にケンカが起きた時、持ってきた棍棒、刀、武器での暴力行為により、死亡事故が起きるため、隠し持った武器の取り締まりをも同時に実行している、と同氏が重ねて話した。

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( 翻訳者:田崎巧 )
( 記事ID:106 )