ベトナムでの停電事故によりプノンペンが影響を受ける
2013年05月22日付 VietnamPlus 紙

5月22日午後にベトナム南部で発生した停電は、カンボジアの首都プノンペンの電力網に直接的な影響を及ぼした。ベトナムはカンボジアの消費電力の40%を供給している。
カンボジア電力会社社長チア・シンヘン氏は、5月22日午後にプノンペンの広い範囲で発生した停電現象はベトナムの電力事故に原因があると示唆した。現在ベトナムはカンボジアで消費されている電力の約40%、170MGwにのぼる電力を供給している。事故処理が終わった後、プノンペンは再び電力の供給を受けられるようになったが完全復旧にはいたっていないと思われる。
またチア・シンヘン氏によれば、生活用水は停電事故にもかかわらず安定的に供給されている。現在カンボジアはベトナムとタイから電力を輸入している。しかしカンボジア政府は、火力発電所や水力発電所の建設プロジェクトを進めており、10年後には電力輸出国となることを目指している。

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( 翻訳者:佐久間凱士 )
( 記事ID:138 )