20歳未満での妊娠を減少させることを副大統領推奨(9-27-2-4)
2013年07月14日付 The Voice 紙

ヤンゴン、7月12日

 妊産婦10万人あたり約200人が死亡しているミャンマーでは、20歳未満での妊娠を減少させることが求められると、7月11日世界人口デー記念式において国家副大統領のドクター・サイマウンカンが語った。
 安全を欠く妊娠中絶、出産時と出産後の保健医療が提供できないといった理由から、10代の妊娠を抑制するものであると同氏は補足した。それに加え18歳未満の結婚と望まない妊娠の減少を推奨すると氏は述べた。
 ミャンマーの人口6000万人の内、15歳-19歳の少女人口は290万人であることが入国管理局・人口省の報告からわかる。同省の『リプロダクティブ・ヘルス白書2007年』によれば、15歳-19歳の少女1000人あたりの出生数は17人であった。
 思春期の少女の結婚は彼女達の教育と仕事の機会を減少させ、2次的な結果として、生まれた子の人生の質をも損なわせる恐れがあると国際人口開発会議は発表している。
 現在ミャンマーでは思春期の結婚の問題だけではなく、結婚しない独身者も年々増加しているため、リプロダクティブ・ヘルスに関する教育と保護プログラムをより増やす必要があると世界人口デー記念式でドクター・サイマウンカンが述べた。
 国連人口基金はミャンマー国内の出産可能な女性の4分の1は避妊具類に十分なアクセスができず、それが手に入らない地域は主に発展が遅延している農村地域であると2012年末に発表している。

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( 翻訳者:ソーソーミイン )
( 記事ID:225 )