在マレーシアのミャンマー不法就労者15万人に対してパスポート発給(9-33-3-3)
2013年08月26日付 The Voice 紙

ヤンゴン8月23日

 マレーシアで外国人労働者管理プログラム(6P)[訳者註―外国人労働者を適切に管理・削減するため、マレーシアが2011年7月より導入した不法就労の外国人労働者を合法化する包括的なプログラムのこと。6Pとは、登録、合法化、恩赦(帰国)、モニタリング、取締り、国外退去からなる―]が展開されているのを受けて、在マレーシアのミャンマー不法就労者15万人に対してパスポートを発給してきたことを大統領府が8月23日に明らかにした。
 それらのパスポートは2011年の10月から発給し始め、また、約1万人のミャンマー人労働者には一度限り有効の帰国用の身分証明書を発給してきたことを大統領府の公共サービス事業評価委員会が発表した。
 マレーシア国内で何か問題が起きたら、ミャンマー大使館の在クアラルンプール公使参事官(電話番号603-4-25-14455)と労働者担当官(電話番号603-4-25-15595)に連絡して協力を求めることができると外務省が発表した。
 マレーシアのミャンマー人不法就労者は約20万人おり、彼らに正式な就労許可を得られるよう証明書を発行する旨、連邦レベルの労働・雇用・社会保障大臣ウー・マウンミンが6月に話していた。
 5月末から6月上旬に在マレーシアのミャンマー人が迫害にあった時、マレーシアはオペラスィ[訳者註―OperasiはOperationのマレー語化したもの―]という不法外国人を逮捕する作戦を実行し、ミャンマー人およそ千人が逮捕された。

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( 翻訳者:石橋知士 )
( 記事ID:274 )