戦没者の遺骨収集は重要な任務
2013年11月04日付 VietnamPlus 紙

 11月4日午後、国防省本省において戦没者の遺骨捜索収集に関する国家指導委員会の会議が開かれた。
 同会議には、戦没者遺骨捜索収集の国家指導委員長でベトナム共産党政治局員・ベトナム祖国戦線中央委員会議長のグエン・ティエン・ニャン副首相が出席し,会議を主宰した。
 同会議は、2020年まで及びそれ以降の戦没者遺骨捜索収集の提案承認に関する政治局指示24号(2013年5月15日)と政府首相決定1237号(2013年7月27日)の方針を反映したものである。
 同会議では、戦没者の遺骨捜索収集事業は全党、全人民、全軍の重要な政治的任務・責任であり、「水を飲んだら水源を思い出す」というベトナム民族の伝統を体現するものであるという点で意見が一致した。
 過去数年間、戦没者の遺骨捜索収集に関する国家指導委員会は、国内外の1410柱余りの戦没者の遺骨の引き渡しや埋葬を行ない、全国の戦没者の遺族や人民の願望や心情に一歩ずつ応えてきた。
 今後、指導委員会は引き続き積極的に情報を収集・処理し、戦没者や戦没者の墓の管理ファイルシステムを検証・整備していく。また戦没者の情報の提供と戦争中の部隊の記号・番号の解読を推進し、戦没者リストや戦没者の墓の見取り図を整備し、犠牲となった戦没者の総数(収集済みの数と収集済みではない数)を分析・確定し、戦没者の遺骨捜索収集が高い成果を収めるようにしていく。
 会議での結論で、グエン・ティエン・ニャン副首相は、過去数年間、関係諸機関は、戦没者の遺骨捜索収集において、国家指導委員会1237と緊密かつ効果的に協働してきた、と強調した。国防省と国内外での遺骨捜索収集20チームは、指導委員会1237の活動に多大の貢献をしてきた。
 ニャン副首相は、今後も国防省、労働・傷病兵・社会問題省、科学技術省が指導委員会を支援する効果的な連携を継続することを求め、同時に戦没者の遺骨捜索収集に関するオンライン会議の開催日時を確定した。

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( 翻訳者:石井恵梨、樋口由里子 )
( 記事ID:386 )