≪週刊ニュース≫電気料金値上げ中止を国会で決議(9-45-18-5)
2013年11月17日付 The Voice 紙

 11月12日に行われた連邦議会において、ヤンゴン市とマンダレー市でのデモ行進にまで発展した電気料金の値上げ計画を延期し、次の2014年度に審議を行うことが承認された。
 多くの国民が承服していない電力エネルギー省による電気料金値上げの発表に議会も反対するとの緊急動議を受けて、11月12日、連邦政府の電力エネルギー大臣ウー・キンマウンゾーが議会で説明を行った。
 その説明の後、連邦議会が上述のように決定した。
 「回答は、値上げはしないということだ。次の予算年度に審議のうえ取り組むと決議した」と連邦議会議長トゥーヤ・ウー・シュエマンが述べた。
 加えて同氏は、電気料金の値上げは、国家と国民にとって喫緊の重要課題であるため、今回のような決定になったことを述べた。
 また、電力省の描いた30年戦略計画大綱の実行可能性について再審議し、議会に提出された電気法などのデータを用いて取り組んでゆく必要があるとも述べた。
 電気料金を毎年段階的に値上げして初めて、国内の電気需要を満たせるようになるので、計画を立てて値上げした、また、値上げの計画を一旦中止しても2014年度初めにはまた値上げを行わねばならなくなる、とキンマウンゾー電力エネルギー大臣は述べている。

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( 翻訳者:井坂理奈 )
( 記事ID:406 )