さらに180名のベトナム人介護士等が日本へ
2013年12月09日付 VietnamPlus 紙

 日本は、12か月間の日本語講座を受け、2015年春から日本で働く介護士、看護師をさらに180名選んだ。応募者は日本から学費と食費の全額補助を受け、生活費も受け取ることができる。
 12月9日、社会・傷病兵・労働省外国労働管理局と在ベトナム日本大使館は、日本で働く180名の介護士、看護師向けの2013-2014年期日本語講座の開講式を執り行った。
 応募者は、日本語を学習し日本語検定試験に合格すると、3~4年間日本で働くことができる。この間に、応募者は介護士、看護師に関する日本の国家試験を受験する資格を得て、合格すると日本に留まり長期で働くことができる。
 日本での介護士の月給は約13~14万円(約2,800~3,000万ドン)で、看護師の月給は14~15万(約3,000~3,300万ドン)である。
 2012年に、本プログラムの一期生として150名が選ばれ、これら候補者は12か月間の日本語講座を終え、2014年2月から日本の医療機関でインターンシップを行う。
 日本では常に約5万の介護士が不足している。さらに、日本は世界で最も高齢化の進行が早い国であり、10年後には高齢者介護を行う看護師が40~60万名必要と予想される。そのため、日本で働くベトナム人介護士、看護師のニーズがある。
 ベトナムは、正式に日本で働き、勉強する介護士、看護師を派遣する協力に合意している国の中で、フィリピン、インドネシアに続き第3番目である。本プログラムは、ベトナムの介護士、看護師が日本で働く中で、プロフェッショナルな環境で訓練を受け、学問レベルを高めることができ、また、ベトナムに帰国し働く際に有益な知識と経験を得ることができる良い機会である。
 海外労働局は応募書類を受け付け、日本側とともにプログラムを実施する唯一の窓口である。(それ以外に)本プログラムの実施を許可された労働輸出業者あるいはいかなる個人もない。

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( 翻訳者:中村詩衣奈 )
( 記事ID:502 )