越米 国防協力関係を促進させる
2013年12月10日付 VietnamPlus 紙

 ベトナム国防省本部にて、グエン・チー・ヴィン国防次官(上将)はアメリカ太平洋軍司令官のサミュエル・J・ロックリア海軍大将率いる代表団と会見した。
 会見の中で、グエン・チー・ヴィン次官は「太平洋軍司令部はアメリカとベトナムとの全面的なパートナーシップや両国の国防協力関係において重要な役割を担っている」と強調した。
 次官はまた、「サミュエル・J・ロックリア海軍大将の今回のベトナム訪問は両国の軍の友好協力関係と相互理解の強化に積極的に貢献する」と表明した。
 サミュエル・J・ロックリア海軍大将は、ベトナム、アメリカ二国間の国防関係の更なる進展を前に喜びを表明すると共に、両国は、戦争の後遺症の克服や行方不明米兵(MIA)の捜索など、共に関心をもっている分野での協力を強め、多国間フォーラムで相互にサポートしあう必要があるとした。
 海軍大将はまた、10月末にワシントンにて開催された越米国防政策対話にて両国が同意した内容に基づいて、アメリカ太平洋軍司令部は主体的に行動し、ベトナムとの協力を拡大する用意がある、と表明した。
 同じく国防省本部にて、ベトナム人民軍のヴォー・ヴァン・トゥアン副総参謀長(中将)もサミュエル・J・ロックリア海軍大将と会談した。
 会談の中で、両国はベトナムとアメリカ双方のこれまでの国防協力の結果を点検し、地域・国際情勢に関する問題について意見交換をした。
 ベトナム訪問中、サミュエル・J・ロックリア海軍大将と代表団は国防戦略研究所との意見交換、災害管理センター(ゲアン省)落成式のテープカット、第7軍区司令部指導部への表敬訪問などを行なった。

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( 翻訳者:梅原美希 )
( 記事ID:512 )