中学課程無料制度次年度より開始(10-1-1-2,3-3)
2014年01月12日付 The Voice 紙

ヤンゴン 1月9日

 新政権下で教育予算が立て続けに増額されたことを受け、来たる2014-2015年教育年度に中学課程無料制度を実現していく予定である旨、大統領府スポークスマンのウー・イェートゥッが本誌に語った。
 大統領官邸にて1月7日に開催された財務委員会会議において、教育予算の増額とともに、中学課程無料化の実施に向けての議論も交されたことが、同氏の発言から分かった。
 上記の中学課程無料化には、学費、PTA会費、スポーツ費用の免除と、教科書の無料配布などが含まれることを、第一基礎教育局並びに教育研究局兼任総局長のミョーテインヂー博士が本誌に話した。
 「保護者からお金を徴収しなくて済むよう、中学課程の生徒数に応じ学校を支援するものだ」と同氏が話した。
 中学生が課程終了までずっと在学できるよう、生徒の保護者に費用を肩代わりさせるのを減らすための施策であると、同氏が続けて話した。
 中学課程無料化は2012-2013年教育年度に開始したものの、今教育年度までの時点で全国規模の制度とはなっていないこと、小学校中退率と同様に中学校中退率もいまだ高いことを、教育関係者らが指摘している。
 基礎教育中学課程のためには、学費、スポーツ費用およびPTA会費などに月々1500チャット~1800チャットかかり、教科書の値段は1000チャット程度であることが、基礎教育関係者への調査から分かった。

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( 翻訳者:酒徳 結 )
( 記事ID:513 )